2012年07月22日
ホンデ、イデ、ゴデ、ヨンデなどなど、
~「대」(デ)と言う言葉を韓国に関心がある方は
一度は耳にしたことがあると思います。
~デと言うのは「대학」(大学、デハク)の縮約語で、
例えばソウル大学だったら、ソウルデと短くして言います。
日本にもありますね。
慶応大学を慶大、東京大学を東大と短くして言うのをよく聞きました。
もちろん~デと言うと普通その大学のことを意味することになりますが、
いくつかの~デに限って、韓国ではもう特定された地名になりました。
日本の場合は~大前とかになると思いますが、
韓国は~デそのものが地名になっちゃいましたね。
’今日何処で会う?’と聞かれたら、普通に’ホンデにする?’ とかよく言います。
’ホンデ’は大学の名前なのに、そこで合いましょうといいますね。^^
ホンデ、イデ、「건국대학」(建国大学、コンデ)は
もう誰もが知っている有名な地名です。
「신촌」(新村、シンチョン)も実は
「연세대학」(延世大学、ヨンデ)前の繁華街を意味することが多いですが、
なぜか新村だけはシンチョンという地名そのものを使っています。
上の四つの大学前の繁華街は若者が集まるスポットとして、
飲み屋、ショッピング、グルメなどの中心の役割をしています。
たくさんの店と人が集まって、ソウルの代表的な繁華街、
昼にはもちろん、夜にも消えない活発な韓国の雰囲気の象徴になりましたね。
大学前の繁華街にも少しずつその色がありまして、
「홍익대학」ホンデ(弘益大学)は大学前なのに、
高い店が多く、高級感があるところ。
「이화 」イデ(梨花女子大学)は
服、アクセサリ、美容などの店が多く、パッションの街。
「신촌」シンチョン(新村)は飲み屋と食堂が多く、グルメの街。
「건국대학」コンデ(建国大学)は安い店が多い東ソウル最大の繁華街。
とのイメージがあるんですね。
ホンデ地区は年々広くなり、
今は江南地区とともに韓国最大の繁華街になりましたね。
弘益大学はもともと美術系が強く、そのオシャレした感覚の影響を受けて、
ホンデ前も発展したとの話もあります。
面白いのは有名な大学前の繁華街はみんな地下鉄2号線駅にあるとのことです。
江南駅、東大門駅も2号線ですので、
地下鉄2号線に乗れば大体の繁華街にいけますね。
日本の山手線もそうですので、日本と韓国、やはり似てますね。