2012年08月13日
韓国料理に関心がある方なら
「감자탕」(ガムジャタン)という鍋料理を一度は見たことあると思います。
でも、「감자탕」(ガムジャタン)という韓国料理は
その見た目がせいか、海外の方にはあまり人気がないようです。
ガムジャタンを分からない方のために、簡単に説明してみると。。
豚の背骨、「감자」(ガムジャ、ジャガイモ」、野菜を入れて、
味噌、唐辛子、などの調味料で味付けした鍋料理です。
日本のラーメンにも出汁を作るとき、豚の骨をよく使いますね。
ガムジャタンはその骨をそのまま料理に使うんです。
メインが豚の骨とその骨についている肉なのに、
なぜガムジャ「ジャガイモ」+タン「なべ」のガムジャタンになったかは
よく分かりませんが、確かにガムジャもたくさん入ります。
とにかく、ガムジャタンは豚の骨からの濃厚な汁と骨に付いたやわらかい肉、
それにジャガイモと野菜まで楽しめる料理として、広く愛されてます。
実はグロテスクな見た目の料理だと思われる
「순대」(スンデ)、「족발」(ゾッバル、豚足)、「닭발」(タッバル、鶏の足)、ガムジャタンなどの料理は
男性より女性にもっと人気があります。
私もガムジャタンはあまり好きではなく、
みんなが頼んだらしょうがなくしぶしぶ食べる料理でした。^^
下の「통인감자탕」(トンインガムジャタン)を食べる前にはね。
トンインガムジャタンはとにかく豚のにおいがあまりしないです。
普通ガムジャタンには豚のにおいを消すために
えごまの粉末をたくさん入れて、その汁がとろとろになる場合が多いですが、
ここのガムジャタンは汁がとにかくさっぱりで、辛さもちょうどいいぐらいです。
長時間煮込んだ骨肉も柔らかくて食べやすいです。
ガムジャタンに拒否感があった私もおいしく食べれたので、
ガムジャタンの初心者にはお勧めしたいですね。^^
全部食べた後のチャハンはもう韓国なべの定番ですね。
景福宮駅から近い場所にある在来市場「통인시장」(トンインシジャン)にある
「통인감자탕」(トンインガムジャタン)。。
トンイン市場には他にも有名店がありますし、行ってみる価値あると思います。