2012年06月29日
皆さんが韓国の町を歩いているとよく目にするのが
屋台の定番「떡볶이」(トッポキ)ですね。
何処行っても「떡볶이」はあるほど、韓国で「떡복이」は間食の王様です。
皆さんご存知の「떡복이」は真っ赤な汁に入ってるお餅の料理でしょうけど、
もともとは赤くなかったみたいです。
昔は醤油で味付けした(今は殆どゴチュジャン)
高級宮廷料理で庶民は食べれなかったようです。
「가래떡」(ガレトッ、細長いお餅)を食べやすい大きさにカットして、
牛肉、ニンジンやねぎ、茸と一緒に炒め、醤油で味付けした伝統の「궁중떡볶이」,
めったに見えない料理になりました。
私もそんなに食べてことがなく、専門の料理店で何回か食べたことがありますが、
今の「떡볶이」とは違って、
「불고기」(ブルゴギ)にお餅を入れた料理に近かったです。
下で画像見れます。
今の「떡볶이」はその辛さと真っ赤な見た目が独特ですね。
ゴチュジャンをいれずに、
「짜장」(ジャジャン)を入れた「짜장 떡볶이」、カレーを入れた「카레 떡볶이」、
などいろんなアレンジ「떡볶이」がありますが、
やはりゴチュジャンを入れた「떡볶이」が最高です。
「부산」(釜山)に行けばソウルの屋台とちょっと違った形の
「떡볶이」が屋台でたくさん売っています。
真っ赤な見た目で、ゴチュジャンで味付けしたのは一緒ですが、
餅が殆ど入ってなく、韓国式おでん(日本のかまぼこに近い)が入ってます。
ソウルの「떡볶이」はもちがメインでたまにおでんが見えますが、
釜山の「떡볶이」はおでんが主役ですね。
「떡볶이」は何処いっても味わえるんですが、
「신당동」(シンダンドン)が一番有名です。
町全体がトッポキ店ですね。
次回はシンダンドンの「떡볶이」に関して書いてみます。
ちなみに私が食べたトッポキの中、一番は「삼청동」(サムチョンドン)の
トッポキ名店「먹쉬돈나」(モッシドンナ)のトッポキです。
「먹쉬돈나」に関しても次回書きますね。
暑い季節こそ、辛いものを食べて、汗をいっぱい流してみませんか。