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ホームブライト日記【現地スタッフ アラポー韓国人男児 徒然日記 その20】
ブライト日記
【現地スタッフ アラポー韓国人男児 徒然日記 その20】
2012年06月23日

 

 韓国の風習の中、집들이(ジッドリ?)というものがあります。

(家) + 들이(入るの意味)の言葉で、
 
引越しをみんなで祝う風習ですね。
 
もちろん他の国、日本にもあると思いますが、
 
私は日本で経験したことがないです。
 
日本はどんな집들이をするんでしょう。。
 
 
 
韓国人は引越しをして、新しい家での生活を祝う?報告?としての意味で、
 
軽いホームパーティをやるんです。
 
もちろんパーティと言っても、米国みたいなパーティではないですけどね。
 
 
 
友達、親戚、会社の同僚、などを招待して、引越しした人が飲食を準備、
 
招かれた人はプレゼントを用意して、夕食をその引越し先で一緒にするんです。
 
お酒は当たり前、みんな飲みます。
 
 
 
友達、親戚、会社の同僚を一緒に呼ぶわけには行かないので、
 
結婚している家庭の집들이は5~6回をやることもあります。
 
結婚してない人も집들이をやる場合もありますが、
 
定番は新婚の夫婦が結婚してすみ始める家での집들이です。
 
 
 
집들이のお客さんに出す料理はその家庭の奥さんの手料理が普通でしたが、
 
最近は出張料理専門の会社を利用する場合も多くなりました。
 
料理の種類は決まってなくて、得意とする料理を出したりします。
 
新婚で料理が苦手な奥様は旦那の同僚や友たちに恥ずかしいので、
 
母親に頼んで事前に料理を作り、後では自分が作ったとうそをついたりもします。^^
 
 
 
집들이にま招かれた客は実際家庭で使うものをプレゼントで用意します。
 
トイレペパー、ティッシュー、洗剤、子供のオムツなどが定番です。
 
집들이が終わったら、ティッシューなどが山積みになり、
 
1年を使っても、使えきれなくなったりするんです。^^
 
最近は집들이も簡略化になる傾向もあり、
 
外でみんなで食事をして、
 
新居地では軽くビールを飲んで終わりにしたりする人も増えています。
 
 
 
でも、みんな集まって、新しい家での出発を祝い、そこでその家庭が幸福に住めるよう、
 
願う気持ちには変わりないですね。